最終更新日:2010/03/11

ビッド、オファーとは

FXは買いポジションだけではなく売りポジションも取ることが出来ます。そしてドルを買うときと売る時では両者は同じ値段でなく微妙にずれています。つまりFXでは売値と買値が違うということです。この売値と買値をFXでは「ビット」と「オファー」といい、ビットが売値でオファーが買値となります。

FXの取引画面を見ていただくと分かるのですが、為替レートは100.10円~100.15円というように2つのレートで表示されます。この場合ですと、100.10円のほうが売る場合のレートのビットで、100.15円のほうが買う場合のレートのオファーということです。。FXするスーツ女性

そしてこのビットとオファーの値開き(5銭)がスプレッドとよばれるものになります。スプレッドという言葉もFXをはじめると良く聞く言葉のひとつだと思いますが、スプレッドというのはトレーダー側から見ると取引コストであり、FX会社から見ると利益になります。

最近のFX会社は手数料無料が当たり前になってきていますが、手数料無料でもFX業者が収益をあげられるのは、このスプレッドがあるからです

トレーダー側から見ればスプレッドがあることで、買った瞬間はスプレッド分だけマイナスでのスタートになります。そのためこのスプレッドが狭ければ狭いほどFXトレーダーにとって有利になりますので、当然スプレッドが狭いFX会社、また通貨ペアで取引したほうが得です。

なおビットの別称はありませんが、オファーのことをしばしば「アスク」という場合がありますので、言葉の意味を取り違えないように注意してください。

ストリーミング注文、トレール注文

FXには様々な注文方法がありますが、基本となる注文方法だけを押さえておけば十分です。聞きなれない注文方法が出てくることもあるでしょうが、ひとまず、はじめはその注文方法の意味だけを覚えるようにしていけば良いでしょう。

例えば「ストリーミング注文」というものがありますが、この注文方法はほとんど成行注文と同じもので、買値・売値を確認して行える点が成行注文と違うだけです。FXの先生

ストリーミング注文では、レートの売値と買値が画面上に表示されています。通常この表示された売値・買値をクリックすることで「売り」または、「買い」の注文が出されます。素早く注文を出すことができるため、相場が動き出した局面で使うと有効な方法です。

ただし相場の動きが早く激しい場合はスリッページして高く買ったり安く売ったりすることがあります。そのためストリーミング注文は比較的安定した相場でうまく使いたい注文方法です。同じく成行注文もスリッページに注意しなければならない注文方法です。

また「トレール注文」は是非活用したい注文方法なので、覚えて活用していかれることをおすすめします。通常FX取引の損失を最小限に抑えるために逆指値注文を出します。仮にドルを100円で買って逆指値をマイナス1円の99円で設定したとします。

その後ドルが115円まで値上がったとしても、逆指値自体は99円のまま動きません。しかし相場が好転しているときは、値動きによって逆指値の価格を引上げたり、引下げたりする手法はとりたいところですが、この引き上げ引き下げを自動で行ってくれるのがトレール注文なのです。

この場合トレール注文を入れてマイナス1円で値幅を設定すると、逆指値の位置は114円まで自動的に上がってくれる。最初に設定する値幅については慎重に考えなければいけませんが、いったん値幅を設定してしまえば後は楽です。

トレール注文は相場が上昇傾向を見せているような場合はぜひとっておきたい注文方法であり、常に相場に張り付いていられない方には特におすすめの注文方法です。たとえ115円での約定が出来ないとしてもトレール注文なら損をすることなく確実に利益を得ることが出来ます。

なおFX業者によってはトレール注文を扱っていないところもあります。極力トレール注文が行えるFX会社をひとつおさえておいたほうが良いでしょう。